夏休みに親子で初体験デビューに役立てば!?

 

毎日暑いので、冬の話しで少しでも涼しくなってもらいましょう。

 

うちの娘が幼稚園の頃、スキー初体験・スキーデビューした時のことです。

どこぞの親も、大体このときばかりは父頑張るの巻でしょう!

 

うちは、体育会系パパなものでね~いきなり板履かせてリフトに乗り込み、いざ出陣。

 

ファミリーゲレンデなんで、びっくりするほど緩やかな斜面で他のファミリー見ていて

もスローモーションかと思うくらいの滑りで降りてきます。

 

私は下から下の子をあやしながら滑ってくる2人をほのぼの?どきどき?しながら見て

いました。

 

うんうん。

ボーゲン教えてるんだな~とか思って見ておりました。

 

それにしても板と板が交差してしまって、なかなか進みません。

でも、初めはみんなそうなのよ~と思ってニヤニヤしていました。

 

しか~し、段々近づいてくると泣き声が聞こえてくるではありませんか。

 

私のところまで、何とかたどり着いたので「どうしたの?」と聞いてみると・・・。

 

娘「だって、はちの字がわからないの!!」

 

パパさん、どうやら「板が八の字(漢数字)」になるようにと言ったらしい。

 

わっかる訳ねーだろ!!

 

幼稚園児が、漢数字の八なんて知らないよ!!

彼女は滑りながら、彼女なりに考えた結果は数字の8だったらしいのです。

だっから、必要以上に板がバッテンだったのねぇ・・・。

 

「パパ~幼稚園児だからね!例え方考えないとぉ~」と私は優しく声をかけ。

 

パパ、娘に謝りなだめなだめて2本目!!

 

ええええええええええええっ~~~!?

 

今度は、すんごい直滑降で滑ってくるじゃありませんか!?

何々?ずいぶん自信がついちゃったのね?

 

あっ、危ない!!

私の目の前で、初心者スノーボーダーのお兄さんとギリギリぶつからなくヒヤリ。

 

そのとたん、娘大泣き!

お兄さんは自分が怖がらせちゃったと思って「ごめんね、ごめんね。」って。

すると娘が、「パパの言う、はの字が分からないの~。」

と、大泣き。!

 

えええええええええええええっ~パパ!?

次は、なんて言ったんだ??

 

今度は「ハの字にしろって。」そうです、そうです。

カタカナのハにしろ!といったのです。

 

カタカナもイマイチわからないお年頃です。

 

彼女は、「ひらがな」しかまだ分からないのですから。

 

という訳で、「はの字」を作ろうと一生懸命だったんです。

だっから、直滑降になっちゃってたのね・・・。

 

そこからなかなか脱出?出来ず、話を聞かずにはいられない距離にいてしまうお兄さん

は思わず・・・。

娘に「そりゃ、大変だったねぇ・・・。」っと。

パパさんに「教えるのに、例えるのも大変っすね!」っと。

 

きっと彼は父親になったら、上手い例えを探すことでしょう。

 

そして・・・彼が去ったとたん。

 

パパ「じゃ、お前ならなんつーんだよ。」ときた。

 

少し歩いてゲレンデを娘と上り、「おしっこ漏れちゃいそうな時みたいにして。」

と言って待たせ、て私は下り下から「前ならえしてぇ~」ばっちりボーゲン!

 

手柄取るつもりはなかったんですが・・・。

 

その後は、何本も父子で楽しく滑っておりました。

 

でも、ゲレンデ中に聞こえる声でパパさんは娘にスピード落とさせたいときは、

「おしっこ漏れちゃいそうな時みたいにしてぇ~」っと叫んでました。

 

後から私も、もっと良いたとえにすれば良かったな!?っと思いました。

 

今では笑い話で、良い思い出です・・・。

 

親子で夏休み初デビューする際は、ぜひ子供目線を忘れずに!!