短期留学生を受け入れた時のこと~事前準備・思い出づくり・その後~

 去年の今頃、うちは娘の高校からのお頼みで留学生を受け入れることになりました。

 

 娘の高校は留学生を受け入れる学校でして、長期留学生もしくは短期留学生の受け入

れボランティアとして声がかかります。

 

 うちの場合は、同じ高校生ではなく娘たちの英語のリーダーみたいな役割をする大学

生が来ることになりました。

 その大学生は、日本に興味があって来ることは確かですが日本語を勉強したいという

気持ちで来るとは限らずで・・・。

 どちらかというと、将来先生になりたい(外国含む)とかジャーナリストになりたい

とか異文化に興味があるとかといったそんな感じの子が多かったです。

 受け入れの説明会に行ってびっくり、エリート大学の子たちがずらり。

 

でも、ある意味そのおかげで不十分な英語でも助かったし、楽しめたのだと思います。

 

事前準備は?

 

・男女の希望が出来たので、うちは姉妹なので女子希望。

   英語はネイティブですが、国籍は選べませんでした。

 

・部屋の準備

   娘と同じ部屋でも良いという指示でしたが、確かに英語の勉強にはなるのだけれ

  どもお互い必ずしも気が合うかもわからないし、ほっとする自分の時間も

  お互い必要なのでは?と思い一部屋確保!次女の部屋を使ってもらいました。

   

   床に寝ることが気になる子もいると聞いたので、ベッドもあるし。

   勉強などや書き物したくなっても、机もあるし。

   

   荷物を軽くするために、バスタオルを持ってこない子も多かったです。

  準備しておいてあげると良いと思います。

 

・連絡先を聞いたら・・・。

   大体1週間前くらいにお互いの自己紹介など連絡先が渡されましたので、メール

  でちょっとした今の気持ちとか近況報告メールをしていました。

   書いてくる内容で、こんな感じの子なんじゃないかな?とかお互いの心の準備?

  出来たと思います。

   会ってすぐ、お互いスムーズに話せました。

 

・名前も、呼び名も聞けたことで・・・。 

   部屋には、「ようこそわがやへ」とか「○○のへや」(もちろん英語で)とか来て

  くれたことを歓迎する言葉とか、ちょこっとデコレーション飾りをしてみたり私達

  との距離感を近づけるようにしました。

   ちょうど部屋にホワイトボードがあったので、最低限のルールを書いておい  

  たり、半分はメッセージあれば書けるようにしておきました。

   

・ 病院

   こちらは学校が調べておいてくれたのですが、近所の病院で外国人OK!

  英語対応OK! の緊急でも行ける病院を知っておくこと。

   前例では、蚊に刺されたらアレルギーを起こしてしまいパニックになった留学 

  生がいたらしいです。

  ちなみに、虫刺され用の薬は日本人用だと全く効かないそうです。

   涼しい国の出身の方だと、汗腺の数が少ないので日本の蒸し暑さでみずぶくれが

  できてしまったりもするそうです。

 

ウチに来てから~

 

・ウチに来たのは、アメリカ人とハンガリー人のミックスのアメリカ育ちの子。

  さっぱりとした性格の子で明るく、ほとんど毎朝ジョギングしていました。

 

・困ったことや体調不良など、なんでも気軽に話してきて!と伝えておきました。

   毎日彼女が言っていたのは、娘があの満員電車にこの暑い中通学していることに

  信じれない!すごすぎる!っと言ってましたね。

   言葉足らずの英語でも、とても賢い子だったのでジェスチャーやネットで調べた

  ものを見せたりして、お互い意思疎通しようという心がけがあったので毎日楽しく

  過ごせました。

 

・毎日娘と一緒に登下校していたので、一日留学生だけが家にいる日はなかったです。

 

・休みの日は、一緒におでかけをして思い出づくり。

   家族では、日帰りで行ける程度の場所で有名どころに車で。

  ボランティアなので、出先でかかる費用は一緒の時は出してあげました。

   娘とは、隅田川の花火を見に行ったり、若い子の人気のあるお店など電車を乗り

  継ぎ学校帰りも楽しんでいました。(この場合は自分で支払いしてました。)

  

・彼女が帰った後気が付いたこと。

   部屋をきれいにして、ホワイトボードに感謝のメッセージと連絡取り続けよう!

  また会おう!!っと。

   かわいいウサギの絵とともに書いてありました。

   号泣・・・。

 

その後~

  1年たつ今もなお、娘たちは連絡を取り合っています。

 初めは思い出話しをしたり、最近は近況報告をしあっています。

  彼女は今アメリカの大学の寮にいるので、実家にいつでも泊まりにおいでよ!

 家族みんなでおいでよ!なんて、言ってくれます。

  うちは、おかげさまで一つも問題なく、楽しく英語の勉強とともにお友達を作れち

 ゃったって感じでした。